2 title = "GNU Privacy Guard講座 トップ"
6 ## GNU Privacy Guardとは?
8 GnuPGはGNUプロジェクトのRFC4880で定義されるOpenPGP標準の完全でフリーな実装です。GnuPGを使用することによりデータや通信 を暗号化したり署名したりすることができ、多機能の鍵管理システムや、多くの種類の公開鍵ディレクトリへのアクセスを可能にするモジュールが用意されています。
10 GnuPGはGPGとも呼ばれ、他のアプリケーションとの統合を容易に可能にするコマンドラインツールです。多くのフロントエンドアプリケーション やライブラリが存在します。バージョン2ではS/MIMEの機能も採り入れています。
12 GnuPGはフリーソフトウェア(自由の意味でのフリー)です。GNU General Public Licenseに基づき、これはフリーに使用、変更、配布することができます。
14 GnuPGは二種類用意されており、ポータブルなスタンドアロンバージョンである1.4.x、そして、コンパイルの難易度が高いですが、より多くの機能を提供する2.0.xです。GnuPGはGNUプロジェクトのRFC4880で定義されるOpenPGP標準の完全でフリーな実装です。
18 現在GnuPGは三種類、提供されています。それらはGnuPG stable、GnuPG modern、GnuPG classicとなります。
20 本サイトにおいて、これらは以下のようなバージョン系列で呼称されている場合があります。
22 <table border="2" cellspacing="0" cellpadding="6" rules="groups" frame="hsides">
34 <th scope="col" class="left">呼称</th>
35 <th scope="col" class="left">バージョン系列</th>
36 <th scope="col" class="left">内容</th>
42 <td class="left">GnuPG stable</td>
43 <td class="left">2.0系</td>
44 <td class="left">OpenPGPとSMIMEを含むモジュラーな構成</td>
49 <td class="left">GnuPG modern</td>
50 <td class="left">2.1系</td>
51 <td class="left">楕円暗号など先進的なサポートを含むバージョン</td>
56 <td class="left">GnuPG classic</td>
57 <td class="left">1.4系</td>
58 <td class="left">古いプラットフォームなどでも動作する先進的な機能を含まないバージョン</td>
66 GnuPGのダウンロードは[gnupg.org](http://gnupg.org/)から可能です。
68 * [ソースコード](http://gnupg.org/download/index.en.html)
69 * Windows向けは[Gpg4win](http://gpg4win.org/)を使用してください。(尚、公式に配布されるバイナリに関してはGpg4winに一本化されているためバージョンは2.0系列となります。)
70 * Mac向けは[GPGTools](https://gpgtools.org/)を使用してください。
74 * [GnuPGの使い方](/documents/howto)
75 * [GnuPG Tips](/documents/tips)
79 * [16 Years of protecting privacy(日本語版)](/official/16th-announcement)
80 * [A Short History of the GNU Privacy Guard(日本語版)](/official/shorthist)
86 * [16 Years of protecting privacy (日本語版)](/official/16th-announcement)
87 * [GnuPGパラメータシート](/extra/parameter)
88 * [GnuPGでサポートされている暗号図鑑](/extra/sample)
89 * [受信者秘匿機能の利用](/documents/anonymous-recipients)
90 * [edit-keyオプションの使い方](/documents/editkey)
91 * [GnuPG 2のコンパイル手順](/documents/gpg2compile)
92 * [Paperkeyを使った秘密鍵のバックアップ](/documents/paperkey)
93 * [PGP Zipの取り扱い方法](/documents/pgpzip)
97 * [会社環境での暗号運用の問題点](/papers/company)
98 * [暗号運用の問題点](/papers/problem)
102 * このページの編集履歴は[GitHub](https://github.com/hsaito/gnupg-kouza-page)で閲覧可能です。